MAGIC:the Gathering その1
まずは筆者の趣味のウェイトを大きく占める、カードゲーム「MAGIC:the Gathering」について。
概要や詳細は公式サイト(https://mtg-jp.com/)やWikipediaを見てもらうとして、今回は筆者なりに魅力を伝えようと思う。
※画像は2020年4月17日に発売となった最新の拡張セット「イコリア:巨獣の棲処」だ。
「MAGIC:the Gathering」(以下マジック。ギャザとも呼ばれる)は、カードゲーム界では有名な対戦型カードゲームの一種である。
最近は対戦せず専らコレクターと化している筆者であるが、
様々なトレーディングカードゲームの“はしり”であるマジックは絵もきれいで奥が深く、眺めたりデッキを夢想するだけでも楽しめる。
カードやデッキ(対戦するためのカードの束)の種類も多く、それらを取り扱うサイトや記事も多く存在する。
カードゲーマーを取り扱ったWebコミックを連載している方もいる。
実際、それらを読むのも筆者の楽しみの1つである。
*記事のおすすめ → 岩SHOWの「デイリー・デッキ」(https://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/)
*Webコミックのおすすめ → MTGガールズ(仮)(http://mtggirls.soragoto.net/)
またこのカードゲームには「背景ストーリー」が存在し、カードに描かれるキャラクターやモンスター(クリーチャーという)、
それらを従えるプレインズウォーカーと呼ばれる魔術師たち(設定上、プレイヤーもその一人だ)に厚みと愛着を持たせているのだ。
「ウルザ」、「ミシュラ」、「ジェイス」など人気のあるキャラクターもたくさんおり、
カードに書かれるフレイバーテキストも想像を膨らませる。
(キャラクターの活躍はhttp://mtgwiki.com/wiki/などでも確認できる)
と、まだまだ魅力はたくさんあるのだが、カードゲームそのものに触れていなかった。
ゲームの形態としては自分が集め、厳選した「デッキ」で、基本的には一対一で対戦相手と戦うものだ。
“基本的には”というのは他にも遊び方があるためで、筆者は経験がないが多人数戦も存在する。
(二対二、多対多、特殊なカードを必要とするが一対多での対戦も可能だ)
それらのなかで、ターンを交代しながらデッキのカードをプレイし、
召喚したクリーチャーで攻撃し、呪文の効果を使い、はたまたアーティファクトと呼ばれる道具を駆使して勝利を目指す。
勝利条件は相手のライフを0にするのが一般的だが、他にも相手がカードを引けなくなる状態にするライブラリーアウト(LO)戦術や
カードによっては記載された条件を満たすことによる特殊勝利が存在する。
複数のカードの効果を組み合わせることによる「コンボ」もあり、2枚で即勝利、というケースもある。
またこのカードゲームの特徴として、カードをプレイするためのコストである「マナ」の存在がある。
それぞれのカードは好き放題使えるわけではなく、カードに応じた「マナ」を必要とするのだ。
マナは自分のターンに1枚ずつセットできる「土地」から得られるのだが、
マナには「白」、「青」、「黒」、「赤」、「緑」の基本5色や無色マナが存在するうえプレイするカードによって必要なコストや色が異なる。
それに応じた「土地」をデッキのなかに適度にバランスよく組み込んでいなければならない。
それがプレイヤーに、より複雑さと楽しさを提供してくれる!
・・・のだが、実は大きな問題もはらんでいる。
次回は、マジックに欠かせない「土地」について書こうと思う。